田舎で暮らせばホントにお得なの!?

生活に役立つ情報

最近田舎に移住してコスト削減して暮らしましょう!みたいな話をよく聞きます。
確かに良い面を上げればそれなりにメリットもあります。しかし、デメリットについて記述がなかったり、現状が見えてなかったりってのも見受けられます。
実際にどんな暮らしをしてるのか都市圏の人たちには理解出来ないだろうと思うので、思い切って移住するぞーって行動してしまう前に、一度冷静に考察してもらおうと思って、この記事を書いています。

なので、取り急ぎ結論から書いておきます。

インターネットを使って仕事をしている人にとってはメリットに働く項目が多いです。その恩恵を十分に受けることができるでしょう。ただ、当然ながらネットがちゃんと使える環境下でないとダメですね。
労働者の方は田舎に転職は正直何も良い事無いです。
ちょっと言い過ぎかもしれないですが、メリットがあっても微々たるものです。
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田舎で暮らせばホントにお得なの!?

この問いの結論は人による!ってのが正しいと考えます。

家賃は確かに安いです。5万円程度あればそれなりのお部屋や一軒家を借りれるでしょう。物価は品物と買う所によります。直売所以外の購入はハッキリ言って都市圏の方が安いです。理由は後ほど。

なぜ労働者がいい事が少ないのかという事から順を追って説明をしておきます。
これを読めばネットを使ってる人がメリットを享受できる理由も分かるでしょう。

以下、実際に長崎県の田舎暮らしをしている私が実情も含め解説をします。

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1番のネックは交通費

田舎暮らしのメリットとデメリットを大きく分けてしまう一番の要因は通勤の有無です。
田舎とはいえ、会社は身動きの取りやすい交通インフラの充実した市街地などに集中して建てられています。田舎に行けば行くほどそこまでの通勤を強いられます。

工場などを持ってる会社は少し市街地などから離れた場所に作るんですが、その近所にわざわざ住んだりはしないですよね。都市圏から移住を考える人にとっては尚更ですね。
せっかく自然が享受できる所に引っ越すのにわざわざ工業地を選ぶ事は考えにくいでしょう。

通勤時間やコスト

私の身の回りでは車で30分〜1時間半程度の通勤時間を要している方が多いです。

交通機関も有るには有ります。・・・が、運行本数が極端に少ないのと運賃が高額なため、学割の効く学生か時間の都合のつけやすい高齢者以外の利用は殆ど現実味がありません。
運行会社もそこにターゲットを絞って営業してるのでそれ以外は申し訳程度という感じ。

都市圏では住宅手当や交通費を支給するところも多いようですが、田舎の企業で交通費を支給する会社は僅かです。理由は明白、コストがバカ高いから面倒を見てやれないんです。それにほぼ全ての人が車での通勤なので実際どの程度コストがかかったのか把握しづらい。結果、定額支給が多い様子。交通費支給で多いのは月間1000円から5000円程度。

もちろん全然足りません

住宅手当については、寮や社宅の人のみ適応のケースが多く、一般の人には定額制か無支給が多数です。
基本的に住宅手当の恩恵をフルに受けれるのは転勤族ですね。もっと端的にいうと資本が県外にある会社がほとんど。
ちなみに、定額制は月1〜2万円程度。

金額が少ないのは実家暮らしの人が無支給になってしまう場合が多いので、その不満抑制のためと思われる。
全額支給とかいうバブリーな会社もあるようで、そういうトコに行けた人はラッキーですね。

金銭面のコスト詳細

実際に私が通勤してた頃のコストですね。サンプル数1で例としては少ないですが、ハイブリッド車や軽自動車でもない限りは大差ないかと思います。ちなみに通勤時間は1時間くらいでした。

  • 車検 ¥150’000(2年)
  • 自動車税 ¥36’000(1年)
  • タイヤ ¥40’000(2年)
  • 燃料  ¥35’000(月)
  • オイル ¥37’000(2年 約4000km毎交換 エレメント1回交換)
  • 任意保険料 ¥5’000(月)
  • 洗車や修理などの諸経費 ¥30’000(年)
  • 駐車場代 ¥4’000(月)

2年で考えると
150’000+72’000+40’000+840’000+37’000+120’000+60’000+96’000=¥1’415’000

月あたりのコストに計算し直すと
1’415’000÷24ヶ月≒¥58958

実に約6万円が通勤時のランコストとして必要です。これがハイブリッドだったり、軽自動車だとしても月に最低でも4万円以上のコストがかかってくる見込みです。

これはあくまで通勤だけのものなので、休日の買い物とか旅行とかまで入ってくるともっと高くなっちゃいます。

それと忘れてはいけません。移住の場合、もともと所持してればいいのですが、持ってなければこれから車を購入しないといけません、その分の分割費用もかかってきます。

仮に軽を購入するとしても、新車ならコストは倍に膨れ上がるのが予想できますね。

田舎のガソリン代は高いです。都市圏の10〜20%増だと思ってください。セルフでなければもっとかかります。燃料の輸送費のコストとそこのスタンドの売上げ量の絶対数の関係で料金は上げざるを得ません。
田舎の方がガソリン使うんだろ!って言う人もいるでしょうが、一人頭の使用量は多くとも、そもそも人口が少ないので数が出ません。なので利幅を多く載せないと経営が安定しない。
都市圏の人が田舎のスタンドでガソリンを入れる時、多くの場合「高い!!」って文句を言われるとスタンド従業員の知人が悲しんでいたので、一言添えておきます。そもそも従業員に価格改定できる権利は無い。無駄に他人を悲しませないでください。

時間的コスト

通勤に使う時間コストもバカになりません。

仮に前の例のように1時間の通勤距離だとして、往復2時間がただただ運転のためだけに使われてしまいます。
その時間の活用法はVoicyなどの音声学習などに充てるしか方法が無いです。ですが、それすらも運転に注意が削がれる為に音声に集中できません。聴き流しになっちゃいます。
私は運転が大好き!って方には趣味が消化出来て問題ないかもですね。毎日同じ景色で楽しめるかどうかは謎です。

電車や地下鉄の様に読書に充てる事は出来ませんし、公共機関ほど時間あたりの移動距離も稼げません。

結論、時間が有効活用できない為、時間コストもそれなりに高い。
疲労も度合いが大きい為、体力的なコストも高くつきますね。

給与

給与についてです。

これはザックリ平均的な正規雇用の求人情報の内容です。
金額の平均ではなく肉体労働とか事務職とか労働人口が多い職種、そういう事です。

医療系(正看護師など)や、施工管理技師等の高等資格の必要なものは除外します。

内容は長崎県北部地区の職業安定所(ハローワークから)

【基本給】

  • 月給制 13~22万円 程度
  • 日給制 8’000円〜10’000円(もちろん3Kの仕事)
  • 時給制 765円〜1’000円(高給帯は3K)

【外部リンク】3K (Wikipedia)

これ以上の金額は要資格だったり経験によって昇給という形。
日給制や時給制のものでも扱いは正規雇用です。
内容は非正規雇用とあまり大差ありません。あくまで名目だけ

一見すると月給より日給制や時給制が待遇良いです。ただし、その理由は建設や鉄鋼業などの危険仕事の職種がこの給与形態を採用している割合が高いからですね。

賞与や手当が充実しているのは月給制の事業所が殆どです。賞与については給与3ヶ月を2分割して年2回支給とか、1ヶ月分が年2回とかが多い様子。業績次第だったり、無い事業所も多い。突き詰めるとどの給与制であっても最終的に手元にあるお金は大差ありません。

危険仕事の場合のみ、それプラス危険手当(月3万円程度)がついた金額くらいの差額になると思って頂けたら結構です。

基本的に危険仕事や有資格者向け以外の一般の職種では、普通に仕事をしていても手取り8万円〜15万円が一般的です。なので残業で稼いで生活するしか選択肢がない。それができない家庭は結婚して共働きをするか生活保護下に入るか・・・ん〜一体どうやって生活してるんでしょうね・・・??低所得帯の人は実家などの持ち家の人が多い気がしますね。

実際には残業込み込みで年収200〜350万円位が一般的かなぁと思います。
週休2日のフル定時退社であれば、控除を入れて非課税ラインの約120万円を割ってくる人も結構いそうです。普通に労働しててこれは辛い・・・

ちなみに私は3Kの仕事をやってました。

先程述べた交通費のコストと見比べても、家賃と光熱費と交通費でその大部分を使い切ってしまうことはお分かり頂けたかと思います。

労働者には向かない

上記の2点から労働者には田舎暮らしは向かないどころか、下手をすると破綻の可能性も大きいので全くオススメしません。
リモートワーカーとかフリーランスなどの通勤の義務が無い人には、コストが小さい分、それなりにメリット大きいですね。

あとは社用車を使って通勤手段が経費計上できるんなら経営者も有りでしょうね。
しっかり売上げがあれば、それなりに相殺できるでしょう。

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光熱費

電気代については電力会社が選択式になったので、そんなに大差ないです。
水道代もそこまで大差ないでしょう。

ガスに関しては少し注意が必要です。今まで都市ガスを使ってた方は田舎に行くとプロパンガスがメインになるのでまず間違いなく高くなります。
おそらく1.3〜1.4倍くらいになるでしょう。

一軒家を賃貸する場合は注意が必要です
給湯設備がない家はまだまだ多いです。お風呂がボイラー式で灯油を定期的に購入する必要がある所も数多く有ります。賃料が安いとその可能性大。
炊事は給湯器を使うことになるのでガス代も増えます。
その分電気代が割安になるかと言えば・・・ん〜微々たるものかなぁ・・・

木造戸建てで割安物件とかだと、隙間風で悩まされるケースもあります。夏や冬は電気代も今まで以上に使用量が増えるのを覚悟しましょう。

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物価

田舎は物価が安いとよく言われます。

多分多くの田舎暮らしの人はふざけるな!って思ってます(笑)

もしかしたら本当に物価の安い田舎があるのかも知れません。しかしながら私の身の回りの田舎はめちゃ物価高いです。

理由は2つ

数が売れないから高い

単純にこれです。

そもそも田舎だからといって全ての商品が漁師や生鮮農家や畜産農家 等から直送されるわけではありません。一度市場に集まったものが仲買を通して仲介され、近所の店舗に並びます。

勿論運搬コストも仲値コストもかかります。
仲買のコストを削る為、直接入札したりして競り落とすことも多いですが、流れ的に割愛。

人口が少なく数が売れないので、1輸送あたりのコストが非常に高くなります。
1度にたくさん持ってきても残れば当然腐るので、無駄の無いように少ない商品を細かく輸送する必要があるからです(車の大きさを変えてチャーターしようが大した金額の変化はありません)しかも数が売れないので赤字にならないように利ざやを載せます。

割高の商品の完成です

なので、田舎での買い物は市場を通さない直売所のみにしか価格的メリットがありません。
しかし、直売所の価格が下がりすぎると市場が崩壊してしまう為、ある程度はバランスをとって販売します。結局直売所は安いは安いけどそんなにバカみたいには安くない。

移動距離

田舎は何につけてもこれがつきまとってきます。店舗数が少ないので、そもそも移動が必要な場合が多い。歩いて行ける距離にある子店は品数が少なく、必要なものがなかなか手に入らない。もしくは高い。なので大型店へ車で移動することになる。

ただの買い物も車で移動しないと難儀な場所にある場合がほとんど。
金銭的コストも時間的コストも高くつきます。

結果的に街に出た時なんかに、都市圏にもあるような大型量販店でまとめ買いをするのが一番割安だったりする。トライ○ルやコ○モスなんかが断然安い。野菜は直売所が僅かに安いので行きや帰りに寄り道。

生活必需品などの製造品はもともと都市圏の価格とは勝負にならない。

結論、物価も都市部が安い。

田舎で物価を安く絞りたいなら自給自足しましょう。それ以外に手が無い。

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メリット

あまり夢のない事ばかりを言っても気の毒なのでメリットを挙げておきます。

  • 自然が凄い!
  • 空気も海も超綺麗!
  • 困った時に隣人が結構助けてくれたりする。
  • 知育にはもって来い!な環境が沢山ある!
  • 魚釣りができる!
  • 自然動物が沢山!野ウサギとか狸とか猪とか
  • 夏は意外と涼しい。
  • 都会ではお金のかかる体験のいくつかがタダで出来る!!
  • 時間がゆっくり流れている気分になれる!
  • スローライフには最高の環境!

こういうことを年中享受したい人は頑張って田舎で暮らすべき。

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まとめ

正直なところ、コスト削減のために田舎暮らしは家賃以外にメリットは無いと考えます。
ただ私の身の周りの環境のお話なので・・・もしかしたら、実際に家賃も物価も激安な地域があるのかも知れません。
そういうトコあったら教えてください!引っ越しします!(笑)

都市圏に人が集中すると都市部の災害時に全滅の危険性があるので、セミリタイアした人たちは田舎に引っ越しましょう(笑)

コストを究極削りたかったら税金の安い海外で田舎暮らしが最強です。
月3万円程度で通常の暮らしは出来るみたいですよ。

日本は給料もらう時点で3分の1は税金やなんやで引かれるので、税金かからない海外なら収入も1.3倍ですね。

そりゃ〜稼げる人は海外に飛んじゃうよね〜
日本は企業力も世界ランク圏外なっちゃったし、なんとかせな大変よこれ。
有能な人から順に海外に行っちゃうよ〜

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